bDパイルについて
bD PILE
bDパイルの特徴
国土交通大臣認定工法の「bDパイル」は信頼性、安全性が高く安心で経済的な鋼管杭です。
組合せにより12種類から選択が可能で建物、工作物、土木構造物等の用途、施工条件、地盤にあわせた最適な設計ができます。
bDパイルを使用したSP免震基礎工法は、世界初の免震装置のない免震基礎工法です。
短納期・短工期で経済的な施工
地盤調査に基づき、必要な長さの杭を必要な数だけ専用工場で作り、 余分な費用がかかりません。鋼管杭以外の資材は必要なく、工期も短くすむため施工費が安く、 低価格に抑えることができます。
国土交通省認定!安全で信頼性が高い
杭の支持力・信頼性・確実性を国が認めた安全で安心な回転埋設鋼管杭です。その性能について、国が認めた国土交通大臣認定工法のbDパイルは、 砂,礫,粘土の各地盤について、全ての建物・工作物に採用できます。
環境にやさしい
bDパイルを使った杭施工は低振動、低騒音で排出残土がありません。また、土壌や地下水を汚しません。
20年保証をお約束します。
SP免震基礎工法に使用するbDパイルについては、その材料・製造・設計・施工に瑕疵があったために損害を与えた場合、一物件あたり最大「5,000万円」の保証を、「20年間」約束をしております。この保証の裏付けは、大手保険会社との契約によるものです。保険は、金融庁の確認を得て日本ブレードパイル協会の名前で契約をしております。
SP免震基礎工法の特徴
SP免震基礎工法は地震対策を建物本体ではなく、地震動の元となる地盤に施工する、世界初の免震装置のない免震基礎工法です。
国土交通大臣認定工法の「bDパイル」という回転埋設鋼管杭を使用し、地震による建物の揺れを大幅に減少します。
免震装置のない免震基礎+免震基礎工法
SP免震基礎工法は、世界初の免震装置のない免震基礎工法です。国土交通大臣認定工法の「bDパイル」という特殊な鋼管杭を使用し、地震の揺れを大幅に減少。また、ローラーやゴム、ダンパ等の免震装置がないため、維持管理も不要です。
鋼管杭に免震効果を発揮させる設計手法
bDパイル(鋼管杭)の優れた弾性,靭性を生かし、建物の重さ、地盤の性質、基礎形状等を総合的に最適化することにより、建物全体としての揺れを制御することで免震効果を発揮します。
風圧力、長周期地震動にも安心
軽い建物では免震装置の風圧力による揺れを止めること、そして長周期地震動に共振させないことが、免震建物の大きな課題ですが、SP免震基礎工法では杭に働く水平地盤反力によりこの問題を解決しました。
地盤が悪い程、免震効果が大きい
地震による被害は、軟弱地盤程大きくなります。
しかし、SP免震基礎工法では、軟弱地盤程 建物に伝わる地震の加速度、揺れは小さくなり、免震効果は高くなります。
50年以上の耐久性
錆(さび)は、鋼(鉄)と酸素の化学反応の結果、より安定な酸化鉄が生じたものです。
東京大学の大崎教授が中心となって行った、十数年に亘る鋼管杭の腐食実験の結果より、土中の鋼材は、(両面で)50年で1mm以上錆びる確率は非常に低いことがわかりました。建築基準法では、特別の防錆処理をしていない土中の鋼材は、1mm錆びたものとして耐力計算をすれば良いことになっております。bDパイルは、鋼管杭の軸部分は「 1mm 」、拡底板は「 2mm 」薄いという前提で耐力の計算をしております。 つまり、錆びることを考えた許容支持力計算になっていますので、50~100年は大丈夫です。
大学との共同研究で生まれたSP免震基礎工法
地震応答解析で証明された免震効果
最大振幅 93% 減少
最大加速度 63% 減少
※阪神淡路大地震での検証結果です。
※地盤の状況によって結果は異なります。
住宅建築の免震工法は風圧力による揺れや長周期地震動で共振することがあります。
SP免震基礎工法では、杭に働く水平地盤反力が、この問題を解決しました。
PUBB工法の特徴(不等沈下修正工法)
bDパイルを使って、傾いてしまった住宅を基礎ごと元に戻す工法です。
無振動・無騒音の施工法ですので、居住したままの施工ができます。
高い信頼性
杭を反力にしてブラケットで直接に基礎を引き上げ固定するので、再沈下の恐れはありません。
短納期、短工期で経済的な施工
地盤調査に基づき、必要な長さの杭を必要な数だけ専用加工工場で作るので経済的です。
ほとんどの作業を地上で行いますので作業が安全・迅速に進められ、 工期が短くすむため施工費を低価格に抑えることができます。
無振動・無騒音なので居住したままの施工が可能
無振動・無騒音の施工法ですので、近所に迷惑をかけず、居住したままの施工ができます。
また周辺地盤への影響もありません。
PUBB工法ー施工の流れー
①基本調査:傾きの測量、 基準点の設定、 建物周辺現況調査
②構造確認:基礎構造、 基礎形状の確認、 設備配管の確認
③地盤調査:地盤調査、杭支持層の決定と支持力計算
④設計:杭配置計画
⑤施工準備:施工準備、設備配管の移設等
⑥杭施工:bDパイル又はブレードパイルの回転埋設
⑦沈下修正:不等沈下の修正、ブラケット熔接、埋め戻し
PUBB工法に関するFAQ
沈下修正作業中、住宅での居住はできるのですか?
外部の設備配管等のやり替え工事は必要になることがありますが、居住しながらの施工が可能です。
ご近所に迷惑は掛かりませんか?
PUBB工法は無振動・無騒音での施工法です。ご近所や周辺地盤への影響もありません。
狭い敷地内でも作業出来るのですか?
PUBB工法はbDパイルを使います。
杭施工は小型バックホー又、分解式回転埋設機を使用することで室内・狭い場所での施工も可能です。
耐久性はどうですか?
PUBB工法には国土交通大臣認定工法であるbDパイルを使い、耐久性は保証付きです。
地盤調査に基づき、支持層まで杭先端を到達させるので、再沈下することはありません。
費用はどれ位かかりますか?
修正規模により違いますのでその都度見積もりをいたします。
他の工法と比較し安価です。